”ありのまま”で就活に臨むための自己分析方法~「ジョハリの窓」って?~

コラム

1.就活はありのままの自分で大丈夫!

最近、就活市場において
飾らない自分で面接に臨むべきだ
ありのままの自分に自信を持とう
などという声をよく耳にします。

確かに、面接を受ける会社に合わせて”自分”を作り、偽りの”自分”をアピールすることは、自分のキャリアにとっても、そして企業にとっても良くないように思われます。あらかじめ用意された言葉で自分を語っても、相手にはなかなか響きません。心の奥底の気持ちを話すときこそ、人は自信を持って自分を語れ、それがあなたの未来を良い方向に導いてくれるのだと思います。

さて、「就活は”ありのまま”の自分で臨むべきだ」ということが分かったところで本題です。あなたは「ありのままの自分」をちゃんと自分自身で認識できているでしょうか?「自分の性格は自分がいちばん良く知っている」と思われている方も多いと思います。しかし、自分のことがゆえに、客観的に分析できていない「隠れた自分」もいるはずです。

今回は、主観と客観の両面から自分自身について知るためのツール、「ジョハリの窓」をご紹介します。
この方法を実践して自己分析を行えば、あなたも”ありのまま”で就活に臨むことができるでしょう。

2.就活の自己分析に役立つ「ジョハリの窓」とは?

ジョハリの窓」とは、他者との関係から自己への気づきを促し、コミュニケーションの円滑な進め方を模索するためのツールとして提唱された心理学モデルのことです。1955年にアメリカで開催された「グループ成長のためのラボラトリートレーニング」の席上で「対人関係における気づきのグラフモデル」として発表され、これを発表したサンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham)で、二人のファーストネームを取って「ジョハリの窓」と呼ばれるようになりました。

ジョハリの窓はアメリカで注目を浴びるとともに、日本でも普及しました。特に企業のコミュニケーションの促進や能力開発、キャリアコンサルティングのフィールドで自分への理解を深めるツールの一つとして利用されています。

ジョハリの窓では自己をどれだけ周りに表現しているか、また、自分で気づかない特徴や自分が他人からどのように思われているかについてもわかります。その結果を受けて、他人とのコミュニケーションを円滑に進めるだけでなく、今まで知らなかった自分の隠された才能や未知の能力を知り、自分自身の成長につなげることもジョハリの窓の目的です。

参考:https://jinjibu.jp/keyword/detl/736/

出典:https://www.kaonavi.jp/dictionary/

「ジョハリの窓」では、上の図のように自分自身を四つの領域=窓に見立てます。縦軸は自己について自分自身が知っている領域と知らない領域とを、横軸は自己について他人が知っている領域と知らない領域とを、それぞれ隔てるものと考えます。

①開放の窓

公開された自己

例:自分も他人も分かっている自分の性格

②盲点の窓

自分は認識していないものの他人からは認識された自己

例:自分が気づかない思考のクセ、思いがけない長所や短所

③秘密の窓

自分は認識していても他人には隠している自己

例:コンプレックス、過去のトラウマや失敗経験

④未知の窓

自分も他人も分からない自己

なかでも、就活において、”ありのまま”の自分で臨むためには、①開放の窓 を拡げることがとても重要になります。
①開放の窓には、自分も他人も認識している自分の性格が入るので、ここにカテゴライズされた項目が多い場合、それだけ普段から他人に対して自分を開示し、自分らしく生きているということになるのです。

社会人になっても自分の才能や能力を発揮できる人は、①開放の窓 の項目が多い傾向にあります。自己開示能力に長けている人は、他人とのコミュニケーションを上手くおこない、自らの隠れた才能にもすぐに気づいて次の行動を起こし、自分の成長に繋げることが出来ます。逆に項目が少ない場合、あなたは客観的に自分のことを分析できていないと考えられます。その場合、”ありのまま”の自分でいるためには、③秘密の窓 の領域を減らすと良いでしょう。自分のコンプレックスや過去のトラウマ、失敗体験など、今まで他人に隠していた自分をさらけ出して、他人が自分について知っている領域を拡げましょう。

3.実際に「ジョハリの窓」の分析ツールを利用してみよう

それでは、実際に「ジョハリの窓」を使って自己分析に挑戦してみましょう。ジョハリの窓のワークにおいては「他人から見た自分」という客観的な意見が必要不可欠であるため、基本的には4人以上の複数人で行います。Web上のツールで無料で簡単に行うことができるため、是非、ご友人と一緒に挑戦してみてください。

他人と一緒にワークに取り組むことによって、自分では普段は意識していなくても、他人からは「論理的思考がちゃんと出来ている」、「人のことを良く見て行動している」と思われているなど、自分では気がつかなかった性格の特徴がわかることがあります。すると、それがまた ①開放の窓 を拡げることに繋がり、”ありのまま”の自分に一歩近づくことができるでしょう。

<ポテクト:ジョハリの窓Webアプリ>

https://potect-a.com/johariwindow.html

いかがでしたか?

まとめ


就活の自己分析に「ジョハリの窓」を取り入れて、「自分はどんな能力があるのか」「人からどう見られているのか」を掴み、自己理解を深めて自信を持って自分を語れるようになろう!