あなたが「モヤモヤする」理由

コラム
「自分は何がしたいんだろうか。」

そんな疑問を抱えて心がモヤモヤしたことはありませんか。
きっと誰もが1度や2度いや、数え切れないほどあるかもしれません。
もしかしたら、この問いに直面しても、面倒になって考えるのをやめてしまった人もいるかもしれません。

ただ、この問いを「考え続ける」ということは自分らしい人生を作って行く上で必要なことであり、とても大切なことです。

今回の記事では、「自分の欲に向き合い、知ること」がなぜ重要かを解説し、「マズローの5段階欲求説」という考え方を使って、あなたの「モヤモヤ」の正体を解き明かしてゆきます。

(1)「自分が求めているもの」を知ることの重要性

自分が何がしたいかわからず、つい他人が羨ましく思える。
つい羨ましくなって、他人を真似て自分がわからなくなったり(他人がやっていることを)、もしくはひがんだりする。
そのような状態を「軸がない」という表現をすることがあります。

「自分には軸がない」と悩む人もいるのではないでしょうか。

かと言って、何から始めたらいいのか、どうすれば軸のある自分になれるのか、分からない人も多いのでは?

では逆に、「軸がある」という状態はどのような状態でしょうか?

フミダスでは、「軸のある状態」を、

  1. 「自分らしさ」を見出し、
  2. 「自分の生きたい人生」を考え
  3. 自分自身で選び抜くことができる状態

として定義をしています。

自分軸をつくるには、まず「自分自身が求めているもの」を知ることが必要です。

(2)マズローの欲求5段階説とは

では、「自分が求めていること」を知るにはどうすれば良いのでしょうか。

下の図をご覧ください。

こちらは、アメリカの心理学者アブラハムマズローが提唱した、マズローの欲求5段階説です。

マズローの欲求5段階説とは

自己実現理論とも呼ばれる。自己実現理論(じこじつげんりろん、英: Maslow’s hierarchy of needs)とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階で理論化したものである。


wikipedia

人間の欲求には、5つの種類があります。

生理的欲求

生命を維持する為の本能的な欲求。
例)食事、睡眠、排泄など

安心・安全の欲求

暮らしに安全性を求める欲求
例)健康、事故の予防、経済的な安心など

社会的欲求

社会に貢献している感覚を持ったり、何かに所属することを求める欲求
例)誰かと繋がりたい、団体に加わりたい、周囲から愛されたいなど

承認欲求 – 低次元の承認欲求/高次元の承認欲求

1.低次元の承認欲求

他者から認められたい。注目を浴びたいなどの欲求

2.高次元の承認欲求

自分を認めたい。信頼したいなどの欲求

自己実現欲求

自分の可能性を最大限発揮して、何かになりうるための欲求

【ルール】

  • 人間の欲求は5つに分けることができる
  • 下の欲求が満たされないと、上の欲求を満たすことはできない。
  • 上の欲求になればなるほど複雑性を増し、人によって異なるようになる。
  • 下の欲求が満たされないと、上の欲求を満たすことはできない。

たとえば、もしあなたが、今日明日をいきられるかわからない、食べて行くのが精一杯の国で過ごしていたとします。(それが悪いという意図ではありません)

そんな状況であなたは、他人から認められたり、自分が実現したい未来を叶えることを考えると思いますか?

おそらく考えないでしょう。

このことからわかることは、人間の欲求には段階があり、その人の環境や境遇、考え方などを通じて、段階が上がって行くのです。

欠乏しているか、満たされているか

このマズローの5段階欲求説、大きく2つに分けて考えることができ、自己実現の欲求を存在欲求、承認欲求以下を欠乏欲求と表現する場合もあるようです。
自分のモチベーションが何か足りていないことからきているのか。
それとも、今満たされている自分の存在を証明したり、成長させることに使うのか。

ここに大きな違いがありそうです。

⑶あなたはどの欲求を満たすために生きている?

ここまでマズローの5段階欲求説そのものについて解説してきましたが、これらを踏まえてあなたに問いたいことがあります。

「今、あなたはどの欲求を満たす為に生きていますか?」


もちろん、「いきなりそんなことを言われてもわからない。」

という人もいるかもしれませんが、自分に素直になり、日々の行動を振り返ってみてください。

「日々の行動を振り返る」といっても、どう振り返れば良いかわからない。

そんな人は、以下の要素を考えてみてください。

・あなたが今一番力を注いでいる活動に関して、何を求めて活動しているのか
・普段何気なく取っている行動はどういった行動か
・大学や自分の所属する組織の中で、自分はどんな振る舞い・行動をしているのか

場面によってそれぞれ違う欲求につきうごされている場合もあり、1つに絞ることは難しいかもしれませんが、特に自分はどの欲求に動かされているのかを考えてみましょう。

次元の低い欲求を満たそうとしていたとしても恥じることはない

もし自分の欲求の段階が低かったとしても、決して恥ずかしくなったり、自分はダメだと悲観する必要はありません。

「欲求が満たされている状態」が幸せなら、欲求の段階に優劣はないはずですし、それぞれの幸せがあるからです。

しかし、もし「自分が頭で満たしたいと思っている欲求」と「自分が現状満たそうとしている欲求」の両者にギャップがあれば、それがあなたの悩みに繋がっている可能性が大きいです。

たとえば、「周りの人はりっぱな夢を持っているのに、自分は何もやりたいことがない。自分はなんてつまらない人間なんだ。」と考えてモヤモヤしている人が例に挙げられます。

⑷理想と現状の自分のGAPに苦しむ人たちへ

自分を受け入れること

では上記であげたような、

「自分が頭で満たしたいと思っている欲求」と「自分が現状満たそうとしている欲求」の両者にギャップがある人は一体どうすれば良いのでしょうか。

それは、「現状の自分を受け入れてあげること」です。

自分が思っている自分とは違った自分だったとしても、それも自分です。
ここで重要なのは今の自分の欲求を「わかった上で」受け入れること。
自分が認知していないと、きちんと自分を受け入れることは難しいです。

そのGAPは本当は良いこと

現状の自分に何かモヤモヤする。
何かが足りない気がする。

これは、次の欲求に進むためには必要なことなのです。

※ここでは欲求の境目を「モヤモヤゾーン」と定義します。

もしあなたが現状の自分となりたい自分像のGAPで苦しみんでいるのなら。

おめでとうございます。あなたはきっとモヤモヤゾーンにいます。
モヤモヤゾーンに突入せずには、次の段階には行くことは難しいのです。

現状の自分に満足していては苦しいことや辛いことはないかもしれません。

ですが、もしあなたが現状の自分に満足していないのなら、それは大正解なのです。

今は苦しいことがあるかもしれませんが、そこを抜けた後には、きっと自分のなりたい自分に近づいています。

理想の自分になるその時までフミダし続けていきましょう!

今回はマズローの5段階欲求説を使って、自分を知る方法を解説しました!
次回は「モヤモヤゾーンとの向き合い方」について考えてみたいと思います。

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