【前編】塾講師アルバイトは就活に有利!?

コラム

あなたは、何のアルバイトをしていますか?
居酒屋?カフェ?家庭教師?それともコンビニ??

自分がアルバイトをしている姿が頭に浮かびましたか?

それではもうひとつ質問です。

今、あなたがしているアルバイトの仕事は、大学卒業後のキャリアにどう活かせるでしょうか?

実は今、就職に有利な大学生のアルバイトとして「塾講師」が注目されているらしいのです。

こちらは15歳〜24歳の若者約2000人が選んだ「就職活動に役立つと思うアルバイトランキング」です。

就活に役立つと思うアルバイトランキング トップ20
引用
https://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/trend/20160926.html

ランキングトップ20の中に、家庭教師や大手塾、予備校など、教育関係のアルバイトが6つもランクインしていることが分かります。

今回は、数あるアルバイトの中で「塾講師」にスポットを当て、「塾講師」のアルバイトがなぜ就職に有利だと言われているのか

そして「塾講師」アルバイトの仕事内容や姿勢を就職活動や就職後のキャリアにどう繋げていけるのかについて、考えていきたいと思います!

塾講師のアルバイトをしている方はもちろん、他のアルバイトをしている方も、自分の仕事に当てはめながら、アルバイトを今後のキャリアに繋げられるよう、一緒に考えてみましょう!

1. なぜ塾講師アルバイトが就職に有利なの?


まずは、なぜ塾講師のアルバイトをしていると就職に役立つと言われているのか、塾講師のアルバイトで身につく力を紐解きながら、その理由を考えてみましょう。


塾講師のアルバイトで身につく力としては大きく分けて3つの力があると考えています。

  1. プレゼンテーション力
  2. 生徒一人ひとりに合わせた指導方法をする力
  3. PDCAを数多く継続的に回す力

それでは3つの力について詳しく見てみましょう。

1. プレゼンテーション力

塾講師の仕事では、分かりやすく、要点を押さえて、そして授業時間内であらかじめ決められた内容を話す技術が当たり前のように求められます。

これは、プレゼンテーションにおいて、聞き手に分かりやすく要点をまとめて話したり、決められた時間内にプレゼンをまとめる能力と同じ力です。

塾講師は毎回の授業でそれらの点に気をつけて授業を進めているため、社会人になってからも大事なプレゼンの場面でも、同じように能力を発揮することが出来るのです。

この経験は他のアルバイトではなかなか得にくく、それが塾講師アルバイトが就職に有利だと言われるひとつの所以でしょう。

2. 生徒一人ひとりに合わせた指導方法をする力

塾講師というのは、1人の生徒を担当するわけではありません。

クラスを持っている先生であれば数人もの生徒を一気に見なければなりませんし、たとえ個別指導塾でも数人の生徒を担当している先生が多いです。

勿論、生徒によって、得意教科・苦手教科や性格、勉強のスタイルなどは様々です。

その中で、どの生徒にも同じ授業方法が通用するとは限りません。

そこで、講師側は生徒によって指導方法を変えていかなければなりません

例えば、

<宿題を期限ギリギリにやってしまう生徒>

宿題を「来週までに20ページ」ではなく、「◯日は5ページまで、×日は10ページまで」と細かく区切って出す

<長時間、集中が続かない生徒>

→時折生徒が好きなキャラクターや芸能人を話題に出しながら授業を進める

<成績が伸び悩むと落ち込みがちな生徒>

→授業時間の前半でトクイを伸ばして自信をつけ、後半をニガテ克服に充てる

など、生徒の性格や得手不得手を考慮して、指導方法を変えているのです。

これは、他の先生の代理として、初めての生徒に授業をする際でも同じです。

高い授業料を払って受講してもらっているため、短時間でもきっちりと成果を出せるよう、生徒の特徴を掴んでその生徒に合った指導をしなければなりません。

この力は決して短期で身に付くものではなく、塾講師を長く続けなければ身に付きません。

しかし、社会人になってから初対面の人と話す際、また顧客や取引先相手などとやり取りをする際に、相手の気持ちを読み取り、相手の目線に立って話を進める力を今のうちに付けておくことは、将来のキャリアにきっと繋がるはずです。

3. PDCAを数多く回す力

PDCAサイクルの図


PDCA」とは、

「Plan=計画」
「Do=実行」
「Check=評価」
「Action=改善」

の4つの英単語の頭文字を取ったビジネス用語で、「PDCAサイクル」とも呼ばれます。

P→D→C→A→P……といった具合に、4つの段階を循環的に繰り返し行うことで、仕事を改善、効率化することができる方法だといわれています。

<参考:(マイナビニュース「PDCA」の意味、きちんと理解してる? ポイントとコツを解説【ビジネス用語】)https://news.mynavi.jp/article/20180323-604794/

PDCAサイクルにおいては、目標達成のために細かな計画を立て、それを実際に行動に移し、その都度振り返りを行って、良い点は伸ばし、悪い点は改善して、作業の質を着実に向上させていくことが大切です。

さて、塾講師アルバイトの仕事というと、生徒の勉学面での目標を支えてあげることですよね。

この生徒の目標を長期、中期、短期目標に分けたとします。

長期目標:受験合格
中期目標:◯月までに◯◯の範囲を終わらせる
短期目標:今日の授業で◯◯の内容を習得する

長期目標においては、

P: 受験合格の為に長期の学習計画を立て

D: 実際にそのカリキュラムで進め


C: 確認テストなどを行なって習熟度を確認し


A: 学習計画を調整し直す

といったようになります。

これが、もっとスパンの短い短期目標になると、

P: 授業最初の確認テストや小テストなどで習熟度を把握し、予め決まっている授業計画をその場で見直して、その日の授業内容を決め

D: 実際に授業を進めていく中で

C: 生徒の話を聞く様子や問題を解く様子を見て

A: その場で進度を調節し直す

といったようになります。

塾講師のアルバイトでは、このサイクルを当たり前のようにこなさなければなりません。

しかも、それぞれのサイクルを自分が担当する全ての生徒の数だけ回していかなければならないのです。

このように、塾講師は、長期、中期、短期で数多くのPDCAサイクルを継続的に回していることが分かります。

将来、社会人になって仕事をしていく中で「どんどんPDCAを回していこう!」という言葉をよく聞くことになるでしょう。

なぜなら、社会人として、このPDCAサイクルを継続して回し続ける能力がとても重要視されているからです。

そして、この能力は、アルバイトの中で、塾講師の仕事が最も身につくと考えられます。
ここまで多くの数のPDCAサイクルを責任を持って継続して回し続けなければならないアルバイトは他にはなかなか無いでしょう。

2. アルバイトで身に付けた力を将来に活かすには?

【後編】に続く!

【後編】塾講師アルバイトは就活に有利!?

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