これからの社会の変化~Society5.0~【後編】

コラム

前回は、現状社会がものすごいスピードで変化してきていることを、「Society」から考察しました。

(0)前編のおさらい

前編はこちらからご覧ください!

これからの社会の変化~Society5.0~【前編】

2019.02.19

<前回のおさらい>

人類の社会は

狩猟社会/農耕社会/工業社会/情報社会/超スマート社会/

の5つの段階をへて進化をしてきている。

この中でも最も新しいこれからの社会のこと、つまり上記でいう超スマート社会のことを「Society5.0」と呼びます。

一つ一つの社会の転換にかかる時間は、徐々に短くなってきています。

例えば、狩猟社会(Society1.0)から農耕社会(Society2.0)への転換には、約2万年かかりましたが、

対して工業社会(Society3.0)から情報社会(Society4.0)への転換はわずか200年ほどしかかかっていません。

また、Society5.0である超スマート社会は、すでに文科省、総務省などの各省庁、経団連、大学などが共同で実現を進めており、一部は実現されつつあるとの見方まであります。

よって、現代は人類史上もっとも早いスピードで社会が変わっている時代なのです。

では、社会がものすごいスピードで変化している中で、

私たちにはどのようなことが求められるようになるのでしょうか。

今回は、人類にこれから求められると言われていることの中から3つを

著名人、専門家の意見も含めて紹介していきます。

(1)「行動」すること

一つ目に、「行動」をすることへの重要性が上がると言われています。

みなさん、PDCAサイクルをご存知でしょうか。

PDCAサイクルは、ビジネスの世界でよく使われる用語で、上から

P(計画)

D(行動)

C(評価)

A(改善)

の4つのサイクルを終えると、またPに戻ることで、ビジネスの改善を繰り返し実行することができる、と言ったサイクルのことです。

しかし、前述したように今は社会が急速に変化しているために、速さが求められます。

そこで、言われ出したのが、DCAPサイクルです。

D(行動)

C(評価)

A(改善)

P(計画)

PlanするよりもまずDo(行動)してみて、そこから早いスピードで修正をはかるという考え方です。

スピードが求められる時代に、DCAPサイクルはあっているのかもしれません。

また、変化が早いということは、それだけ先行きが曖昧だということです。

その意味でも、まずDo(行動)してみて、後から検証する、という方法は有効なのは頷けるかもしれません

有名編集者の箕輪厚介さんも、まずDo(行動)することの重要性をこのようにつぶやいています。

トップランナーがこのように言っていることは、この時代におけるDo(行動)の重要性を象徴しているかもれません。

(2)「創造」すること


次に、「創造」することについてです。

「創造」とは…

新たに作ること。新しいものを作り始めること⇆模倣

引用:広辞苑

AIなどのテクノロジーの進化によって、機械的な作業であったり、記憶することや正解が決まっていることは代替されていくと言われています。

対して、人間にしかできない「創造的なこと」

つまり、何かを頭で新しく作り出す力の重要性が上がると言われています。

教育改革実践家の藤原和博さんは講演の中で、

(今後10年の社会に置いて重要なのは)

知識・技術・経験の全てを組み合わせて、その状況その状況の中で、最善の「納得解」と言いいますが、自分が納得し、かつ他者が納得できる解を導き出していくみたいな力。
で、こういう力を発揮する人についてはなかなかロボットやAIも奪いにくいのではないかと思います。

引用(一部編集あり):「GLOBIS知見録」10年後、君に仕事はあるのか?~藤原和博が教える「100万人に1人」の存在になるAI時代の働き方

と述べています。

このように今あるものから、何か新しいものを生み出す力は、これからますます重要になると言われています。

(3)「意思」を持つこと

最後に、「意思を持つこと」について。

先にも述べたようにこれから時代は、ものすごいスピードで時代が変化しています。

そのため先行きが不透明になったり、未来を予測することが難しくなることが予想されます。

そのようなこらからの時代を Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguityの頭文字をとって、「VUCA」という言葉でよく表されます。

VUCAな時代では、自分の人生に対して「自分なりの正解」を出すことが求められます。

自分なりの正解を見出すには、自分がどうありたいのか。どう生きたいのか。

「意思」を持つことが重要となります。

まとめ

以上、社会の変化で必要になる3つのことを紹介してきました。

最後に、「コンピュータの父」と称されたアメリカの計算機科学者である、アラン・ケイのかっこいい名言を紹介して、本稿を終わりにしたいと思います。

The best way to predict the future is to invent it. – Alan Curtis Kay

未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことである-アラン・ケイ