これからの社会の変化~Society5.0~【前編】

コラム

あなたは 「Society5.0」 という言葉を、知っていますか?

Society5.0とは、政府が打ち出した成長戦略の中で使われた、

「これからの人類社会のあり方」を表した用語です。

引用:政府広報|内閣官房(https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/)

5.0というくらいですから、もちろん1.0や2.0などもあります。

人類社会は、5つの段階をへて、進化してきたということです。

今回は、Society5.0から、

  • 「今まで社会はどのように変化してきたのか」
  • 「これからの社会はどのように変化していくのか」
  • 「変化する社会で私たちはどういきていけば良いのか」

ということを前後編に分けて考えていきたいと思います!

(1)Society5.0とは?


引用:政府広報|内閣官房(https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/)

Society5.0は、政府が考える人類社会の段階を5段階で表した中の一つを指し、

近い将来に現実的に実現されうるであろう、新たな人類の社会のあり方を表しています。

別名、「超スマート社会」とも呼ばれ、技術革新などによって実現する、人間中心の暮らしやすい社会を表しています。

※Society5.0への変化のことを第4次産業革命と呼ぶ場合もあります。

人類社会の段階は、大きく以下の5つに分けることができます。

5つのSociety
狩猟社会/農耕社会/工業社会/情報社会/超スマート社会/

これから、それぞれの社会の特徴を見ていきましょう。

Society1.0 狩猟社会 (約3万5000年前)

狩猟社会とは、野生動物の狩猟・植物の採集を主な食料源として暮らしていた時代のことをさします。

マンモスの狩りなどが思い浮かぶかもしれません。

Society2.0 農耕社会 (約1万年前)

農耕社会は、農業によって経済が成り立っていた時代をさします。

今でも農業は私たちの食の基盤ですが、農業が職業の中心になっていた時代を想像してもらえればわかりやすいかもしれません。

Society3.0 工業社会 (約250年前)

工業社会は、イギリスの産業革命を起点として起こった、機会・工業が発達した社会のことをさします。

この頃から人類の暮らしは一気に豊かになりました。

Society4.0 情報社会 (約30年前)

情報社会は、現在の私たちの時代にもっとも近い時代だと言えるでしょう。

インターネットによって、コンピュータやスマートフォンが人類の生活の中心となりました。

また、情報量が膨大に増加したことなども人々の暮らしに大きな影響を与えました。

このように人類社会は、大きく4つの段階を経て成長してきました。

そして、ここからがSociety5.0です。

Society5.0 超スマート社会


引用:政府広報|内閣官房(https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html)

政府はSociety5.0を上記のような図で表しています。

4つの側面から、従来の社会よりも確実に進んだ社会が実現されます。

またSociety5.0は、言葉では以下のように定義をされます。

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)

引用:政府広報|内閣官房(https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html)

要するに、Society5.0な社会とは、

イノベーションから新たな価値が創造されることにより、誰もが快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることのできる人間中心の社会

だということがわかります。

ポイントは、「人間中心の社会」であること。

IoT、AI、ロボット、ドローンなどのテクノロジーをただ利用するだけではなく、従来の課題や人々の暮らしの改善に繋げること。

未来の日本が深刻に抱えるであろう、少子高齢化・地域格差・貧富の差などの課題を解決し、一人ひとりが快適に暮らせる社会を実現すること。

これらが政府がSociety5.0を打ち出した狙いです。

ここまでのまとめ
  • 人類社会は今まで4つの段階を経て進化してきている
  • Society5.0は、新たな技術を利用した、人間中心のスマートな社会

(2)社会の変化のスピードは上がっている

ここまでSociety5.0の紹介をしてきましたが、

一つ、大切なポイントがあります。

「社会」の変化にかかる時間がどんどん短くなってきていることには気がつきましたか?

例えば、Society1.0(狩猟社会)からSociety2.0(農業社会)への変化は約2万年かかりましたが、

Society3.0(工業社会)からSociety4.0(情報社会)への変化は、わずか200年ほどしかかかっていません。

どんどんより短いスパンで時代は変化してきています。

これは、驚異的なスピードですよね。

また、Society5.0に関しては、現在文科省、総務省などの各省庁、経団連、大学などが連携して、すでに実現を進めており

一部ではもうSociety5.0は実現してきているとの見方さえあります。

これらを踏まえてもう一度Societyを考えてみると、私たちが生きる今の時代が、

急速に変化をしていること、人類史上かつてない激動の時代であること

がよくわかると思います。

ここまでのまとめ
社会は変化しており、そのスピードは今までの類をみないほど、上がってきている

(3)変化する時代をどう生きれば良いのか

では、この急速に変化する時代に対応するべく、私たちは

何を考え、どのように行動すれば良いのでしょうか。

「変化する時代をどう生きれば良いのか」については、

後編の方で様々な角度から考えていきたいと思います!

これからの社会の変化~Society5.0~【後編】

2019.02.28