【全解明】ちょっと待った!それってなんで苦手なの? -納得する”苦手”との付き合い方-

コラム

皆さんにとっての苦手とはなんですか?

あの人は苦手。
あの食べ物は苦手。
◯◯することは苦手。

「どうして?」って聞かれると、
「苦手だから苦手。」
なんて会話、どこかで耳にしたことありませんか?

「苦手だから苦手。。。」
と言われても、理由にはなっていません。
では、苦手って一体どうして生まれるんでしょうか?

そして、それが分かれば、苦手克服や苦手との付き合い方に大いに役立つと思いませんか?

今回はそんな、「苦手との付き合い方」について書いてみたいと思います。


1. 苦手とは

まずは「苦手」という言葉の意味について見てみましょう。

広辞苑によると、

不得意、不得手

(広辞苑)

と書いてあります。
また、別の意味として、

勝ち目のない相手。嫌な相手。また気性などが合わないで互いに忌みきらう相手。

(広辞苑)

と書いてあります。

つまり、「苦手」とは「ヒト」に対して使われる意味合いが強いことが伺えます。


2. 苦手の原理

「苦手」と聞いて皆さんが思い浮かべるものはなんですか?
ここでは、「英語が苦手」である人を例に考えてみましょう。

英語が苦手な人

「自分はとにかく英語が苦手で、話すことも聞き取ることもできません。」

と主張している人がいたとします。
この人に対して、

「どうして英語が苦手なんですか?」と聞いてみると、きっと、

・テストでいい点数を取れたことがないから
・実際に外国人と話をした時に、話を聞き取れなかったから
・もっと流暢に話せる知人がいるから

なんて答えが返ってきそうですよね。

ここまでなら普通の会話ですが、さらにもう一段深掘りして、その背景や縛られた価値観について考えてみるとどうなるでしょうか。

同じ例で考えると、

テストでいい点数を取れたことがないから

→中学生の時に中のいい友達たちがいい点数を取っているにも関わらず、自分だけ悪い点数を取ってしまい、それ以来、自分は英語ができないと”信じ込んでいた”。テストでいい点数が取れる=英語ができる、だと思っている。

 

外国人と話をした時に聞き取れなかったから

→「完璧に話せないといけない」という固定観念に縛られていた。自分の英語が通じないことが怖くて、果敢にチャレンジをしなかった。

 

もっと流暢に話せる知人がいるから

→英語は流暢じゃないと”話せる”にはならない。知人に劣っているから苦手。

などが考えられます。

ご覧の通り、ついつい人は無意識の価値観に縛られ、自分で”苦手”を作り出したり、自分はできないと誤った過信をしてしまいがちです。
ここでの例は「英語」を取り上げ、モノに対する苦手を紹介しましたが、ヒトに対する苦手も同様です。

ある人を自分自身が苦手だと感じている場合、その人の特定の行為や考え方が自分の価値観に合致しない場合が多いですが、そもそも、
【どうして自分がその行為や考え方に対して苦手と感じるのか】
を考えてみると、自分自身が過去に体験した負の経験とそれにまつわる負の感情が関係していることが多いです。

では、一体、どのようにこの”苦手”たちと向き合っていけばいいのでしょうか?

3. 苦手との付き合い方

苦手に対する深掘りとその方法についてはこれまでに述べてきた通りです。この苦手の「原因」にたどり着くことができれば、あとは、それに対する「対策」や「考え方」を自分の中で整理するだけです。

「苦手だから苦手」と突き放して、苦手と向き合うことを拒んでしまうことは簡単です。ですが、突き放したままでは、死ぬまでこの苦手から逃げ続けなければいけません。

人生100年時代と呼ばれるこのご時世、あなたは何十年も苦手から逃げ続けることを選択しますか?
それとも、苦手としっかり向き合い、何が自分にとって苦手に当たるのかを正しく理解し、苦手を乗り越えたり、あるいは、自分が苦手であることを受け入れながら暮らしていきますか?

もちろん、ここで述べたのはあくまで「苦手との付き合い方」にとどまり、苦手との付き合い方に良し悪しは存在しません。

ですが、一度、あなたの思う「苦手」と向き合ってみてはいかがでしょうか?

まとめ

苦手の原因を探る
→隠れた前提を特定する

最後に

実は、今回紹介した苦手の深掘りは、「メンタルモデル理論」というものを用いています。

自分自身の価値観を深く理解するためには、隠れた前提を特定することが重要となります。次回の記事では、このメンタルモデル理論についてより詳しく解説したいと思います。

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