「キャリアデザイン」って? 自分の人生をデザインしよう!

コラム


(1)そもそも「キャリア」って何?

大学生になると途端に耳にすることが多くなる「キャリア」という言葉。


皆さんは「キャリア」が何かと問われると、どう答えますか?

意外にはっきりと答えられない。という人が多いのではないでしょうか。

それもそのはず、「キャリア」には様々な定義があるのです。


「キャリア」の語源は、馬車が通った後に出来る轍「carrus」と考えられています。

また、現代では『キャリアデザイン入門』(2009)によると、現在用いられている「キャリア」には職務経歴という客観的側面と、仕事に対する自己イメージという主観的側面があるとされています。

そうして、この考え方から生まれたのが「キャリアデザイン」です。

 つまり、「キャリアデザイン」とは自分自身の仕事も含め、今後の人生設計のために内省と行動を繰り返すことです。



(2)「キャリアデザイン」が注目される理由



最近になって、「キャリアデザイン」の考え方が求められてきたのはなぜでしょうか?

それは簡潔に言うと、時代が変化しているからです。

これまでの日本は会社がを保障してくれる終身雇用でした。しかし今や人生100年時代となり、終身雇用は崩壊してきています。それにより働き方が多様化し、個人がキャリアに責任を持つ時代になっているのです。

だからこそ、目先の仕事だけではなく将来のビジョンを考える必要があります。

しかし、ひとえに「キャリアデザイン」と言っても、どのように考えればいいのでしょうか。

(3)「キャリア理論」の紹介

「キャリア」にはたくさんの理論が存在します。

その中でも、今回はキャリアデザインの参考となる理論の一つをご紹介します。

それはスタンフォード大学のジョン・D・クルンボルツ教授によって提唱された、「計画的偶発性理論(計画された偶発性理論)」です。

これは変化のスピードが早い現代(20世紀末)に生まれた新しい理論です。

変化の激しい現代において、想定外の出来事は誰にでも起こり、そのことがキャリアに影響するのは避けられません。

また、クルンボルツは「個人のキャリアの8割は予期しない偶発的なことによって決定される」と論じています。

明確なゴールを持っていなくても、長期的なビジョンを持ち、日常生活の中で、何らかのアクションを起こし続けていれば自分にとって好ましい偶然を引き寄せることができるというものなのです。

クルンボルツは、未来に起こるであろう偶然を必然にするため、5つの要素の元に行動することが必要だと説いています。

その5つとは、

①好奇心:新しい人と出会ったり、新しいことに挑戦するなど、成長の機会を探すこと。

②持続性:失敗に挫けず、努力を続けること。

③柔軟性:現在の態度や状況に執着せずに、変えられること。

④楽観性:新しいことであっても、自分なら何とかなるだろうと考えること。

⑤リスクテーキング(リスク選択):結果が分からない場合でも行動を起こすこと。

つまり、偶然はこの5つの要素を満たす自分の行動次第で、ある程度必然化することが可能なのです。

だからこそ、先を悩んだり、心配するよりも自分の価値観や動機を満たすようなアクションを起こし続けることが、夢の実現に繋がると思います。

(4)自分のキャリアをデザインするために


今回はキャリア、キャリアデザインとは何かについてをお伝えしました。


自分の今後の人生について考えることは、とても難しい反面、とてもワクワクしますよね。


キャリアとは不確実なものであると同時に、無限な可能性が広がっているものです。

一人ひとりの創り方によって、どのような形にも変化するのです。

だからこそ、自分が少しでも関心を持ったことに取り組んでみたり、普段参加しないイベントに参加するなど、自身のコンフォートゾーン(居心地の良い場所)から外に出てみると、思いもよらない新たな発見があるのではないでしょうか。

少なくとも、筆者はそう考えています。

一度しかない自分の人生をより自分らしく生きるため、あなたは何に一歩踏み出しますか?

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